Star Trek: Picard スター・トレック:ピカード 備忘録

Star Trek: Picard スター・トレック:ピカードのレビュー、ネタバレ、備忘録

スター・トレック:ピカード シーズン2 第2話「処罰」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

・Q「時代錯誤だな」のセリフは英語では「How 'Yesterday's Enterprise' of you.」と言ってます。
TNG「亡霊戦艦エンタープライズ "C"」の原題ですね。
ピカードを物理的に叩くなんてQらしくない。指パッチンでなんでもできるのに。

 

・またここでも懐かしの名前をぶち込んできてます。ガル・デュカット、マートク将軍、サレク。
ただこの2400年はタイムラインが変わった世界だから、ピカードや他キャラのランクが変わったように、彼らのランクもTNGDS9と同じではなく変えるべきだったのでは?
Qが「サレクは妻子の前で処刑された」と言ってましたが、妻子と言えば視聴者は地球人のアマンダとスポックを連想すると思いますが、この「地球連合/Confederation」はゼノフォビック=エイリアン嫌悪なので、地球人が宇宙人と子をなすとは考えにくい。
ここではサレクの前妻と異母兄サイボックのことだろうと思いますが、制作陣がそこまで考えているとは思えない。

 

Confederationと言えばアメリ南北戦争アメリカ連合国(the Confederacy)から取ったんだろうな。

 

・これはもうプロットが「スタートレックIV 故郷への長い道」のコピーですね。過去に行って、問題を解決して、未来を守る。
スリングショットの原理で1986年のサンフランシスコにタイムワープするんですが、この時はクリンゴンのバードオブプレイを利用したので、エンタープライズに保存されていた計算式が使えず、スポックが計算しなければいけなかったんですね。

 

・2024年のロサンゼルスに協力者「ウォッチャー」がいる、と言われてパッと思いつくのはガイナンか、ENT「スプートニクの飛んだ夜に/Carbon Creek」で1957年の地球に残ることを決意したバルカン人男性メストラルですが、ガイナンはウーピーをCGで若作りさせるのには無理があるのと、制作陣がENTのエピソードまで網羅しているとは思えないので、全く新しいキャラが出てくるんでしょう。

 

・2024年と言えば、次のアメリカ大統領選挙ですが、まさかまたトランプ反対をねじ込んでくるとは思いづらい。
あとDS9「2024年暴動の夜/Past Tense, Part I, Part II」でシスコがガブリエル・ベルになりきって歴史の転換点を守るという話がありますが、これはロサンゼルスではなくサンフランシスコですし、2024年8月30日なので、つながってはこないだろうな。
製作陣がこのエピソードを覚えているとも思えないし。
このエピソードで「保護区域」は英語では”Sanctuary District”と呼ばれていました。