Star Trek: Picard スター・トレック:ピカード 備忘録

Star Trek: Picard スター・トレック:ピカードのレビュー、ネタバレ、備忘録

スター・トレック:ピカード シーズン2 第4話「ウォッチャー」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

・リオスはICEに連れていかれたと言ってましたが、実際に存在する組織の名前を出してくるとは。移民・関税執行局 Immigration and Customs Enforcement ですね。
カーツマンとゴールズマンはここでも移民歓迎!トランプBAD!なのでしょうか。
リオスのコミュニケーター、前エピソードではカウンターの上に放置してあったけど、誰も探そうとしないとは。後でテレサが見つけるために残してあるのかな。

 

ピカードやっと遮蔽装置を起動しましたね。かなりパワー食うんですが、どこから取ったのかな。無いと言ってたけど。
で、クイーンを一人残して船を出てもいいのか?2人がいない間にクイーン何でもしたい放題なのでは。
戻ってきたときに「あれ、どこに停めたっけ?」ってならないの?
スタートレックIV 故郷への長い道」では「どこにあるかみんな覚えておくように」って会話があったけど。盛大な墜落現場だからわかりやすいでしょうね。
しかしピカードの家と土地は都合よく廃墟になってて、都合よく夜で誰も墜落を見てなくて、制作陣には都合よく話が進みますね。
あとピカードは子供の頃ママっ子で弱く甘やかされて育ったんですね。
転送装置を使う時は当然遮蔽装置は一時的にオフにしてるんですよね?

 

・またTNGから「ディクソン・ヒル」をぶっこみ。アグネスがピカードの休憩時間のホロプログラムを知ってるなんて信じがたい。
こういう意味のないぶっこみがある度にうんざりするんですが。

 

・バスのシーン、予想通り「スタートレックIV 故郷への長い道」からコピーしてきましたよ。しかも同じ俳優さんに同じ曲!(アレンジはされているが)
カーツマンはこんなコピーばっかりして恥ずかしくないのかな?
スタートレックIV 故郷への長い道」は1986年のサンフランシスコでしたが、ピカードS2は2024年ロサンゼルス、さすがにあの時のパンクな若者がロサンゼルスに引っ越して、38年間も同じことを繰り返しているわけではないでしょうけど!
今時ラジカセ担いでるパンクなんて居ませんって。で、女性に注意されてあっさり謝る男性・・・
同じ俳優さん使うならもうちょっとまともな役をあげたらよかったのに。

 

・またフォワード通り10番地が出てきたと思ったらなんと若い頃のガイナン?!ってかキャラ変わってるし。
えっと、前述の通り、TNG「タイム・スリップ・エイリアン」でガイナンは1893年のサンフランシスコでピカードともう会ってるんですが???
何?あのエピソードなかったことになってる?
製作陣は後から「Qがタイムラインを変えたから」って言い訳してたらしいですが、2024年はタイムライン変更前ですよね???
それにエルオーリア人は時間に関する感覚が鋭いので、タイムラインが変わったらそれを感じることができる、つまりピカードを認識できるはずなんですが?
スタートレック全く見てないし、理解してないのがはっきりしましたよ。

 

・救済センターは「Sanctuary Center」とあるけど、DS9「2024年暴動の夜」の「保護区域/Sanctuary District」のマネだろうか。
ここでガイナンが「辛抱する余裕があるのはあなたの同類。私は違う」と言ってますが、これ実際は「someone who looks like you」つまり、白人男性を指してます。
裕福な白人男性は変化が起こるのを忍耐強く待つ余裕がある、虐げられている黒人にはない、ということです。
が!しかし、TNG「タイム・スリップ・エイリアン」ではガイナンは裕福な側でしたよ!
19世紀では珍しい、社会的地位の高い、成功した裕福な黒人女性でしたよ!
ガイナンは人類を19世紀以前から見てきていて、奴隷制度と2つの世界大戦も体験した後で、それでも2024年が一番悪いと言ってますが、本当ですか?

 

あと「でも憎しみは決してなくならない この時代は体裁を整えてるだけ」の英語のセリフは「でも憎しみは決してなくならない ただ服を着替えただけ フードを脱いでスーツを着ている」と言ってますね。
白いフードをかぶっていた人種差別主義的秘密組織といえばKが3つのあれです。
人種差別主義者はいなくなっておらず、スーツを着ているので一見まともな人に見えるけど本質は変わっていない、ということでしょうね。

 

・最後に出てきた本を読んでいる女性、キャラ名がルネ・ピカード(Renée Picard)。ピカードの祖先のようです。ピカードの甥も同じ名前(レネ・ピカード René Picard)でしたね。彼女が歴史改変のキーになるのかな?
QがEUROPAのワッペンをつけていたので木星の衛星エウロパに関連する宇宙ミッションがありそうですね。
彼女が読んでいる本も「ディクソン・ヒル」、読んでいる場所が「ジャクソン・ロイカーク プラザ」だそうで、ジャクソン・ロイカークは「超小型宇宙船ノーマッドの謎/The Changeling」で言及されます。

 

・そしてラリスそっくりの「ウォッチャー」改め「スーパーバイザー/監査官」が登場です。
このラリス役の女優さん結構好きなので出番が増えて嬉しい。