Star Trek: Picard スター・トレック:ピカード 備忘録

Star Trek: Picard スター・トレック:ピカードのレビュー、ネタバレ、備忘録

スター・トレック:ピカード シーズン2 第7話「モンスター」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

・「GALACTICA/ギャラクティカ」のガイアス・バルターが出てる!ジェームズ・キャリス久しぶりに見た~

 

ピカードが閉所恐怖症、暗所恐怖症って無理がある。
「閉ざされた空間を嫌う男が無限の宇宙で人生を過ごしている」(=閉所恐怖症だから宇宙空間を職場に選んだ)とか言ってますが、宇宙船なんて完全に閉ざされた空間ですけど?
宇宙船から出られない、逃げ場がないので閉所恐怖症なら、宇宙船の艦長よりむしろブドウ園のほうが向いてるよ。
「お母さんと一緒じゃなきゃヤダヤダ」って言ってるけどマジですか?そんなに弱い子だったとは思えない。2310年代くらいの話と思うが、ピカードは2305年生まれなので、5~10歳くらい?
そのくらいの子どもってまだママ~ママ~って感じなのだろうか?

 

・「誰に対しても距離を取る」→艦長だから仕方ない面もあるのでは?それにTNGでは仲良くなった人もいましたよね。メインキャラとはカードゲームに興じるまでに近づけたんですが。
「傷の周りに壁を築く、ベタゾイドさえも心を読めない」→ピカードには実は幼い頃のトラウマがありました、というプロットを都合よく成り立たせるための言い訳的なセリフですね。

 

・シャトー・ピカードの地下トンネルの話がここで出てくるか。隠しトンネルと思ってたけど、隠れてないし。
精神科医と思ってたら実は父親でした、ってピカード父親の顔思い出せなかったの?

 

「お前は私より長く生きたが、私には髪が残った」って・・・ジョークのつもり?

 

「モンスターが母親を連れて行った」と言ってて、モンスター=父親だと幼いピカードは思っていたけど実は勘違いでした、ってそういうありきたりなオチ?
父親は母親を助けようとしたけど母親が拒否したって、24世紀(ピカードが子供の頃)にそんな話があるか?と。


「母親はひどい躁うつ病で苦しんでいたけど治療を拒んだ」「モンスターは彼女の心の中に存在したけど救えなかった」って、そんな母親と子供を二人きりにするか?
現に閉所恐怖症・暗所恐怖症のピカードに対して「地下でかくれんぼしよう、ここ(明るくて広い1階)は息が詰まる」といって無理やり地下に連れて行くような危なさ。
父親が「危ないから行くな」と禁止しているにも関わらず。(むしろ母親が開けられないように地下への入り口に鍵かけて、その鍵を隠すべきだったと思う。24世紀だからフォースフィールドという手もあるが、父親は伝統主義者(ハイテクではなく伝統的で昔ながらの生活を好む人)なので物理的な鍵を使いそう。)
そして母親は息子がひっかかって取り残されても助けに来ない。
私なら子どもの身体・精神的安全のために、母親とはふたりきりにしないけど?

 

・で、結局このヴィジョンはQが見せたもの???
1話から7話まで「フラッシュバック」みたいに見せていたのに、実際に過去に経験した体験のフラッシュバックじゃなくてQが見せてたとか、辻褄が合いませんが。

 

ピカードが回復したのに、リオスはQをほっぽり出してテレサとその息子を未来から来た宇宙船にご招待・・・って、仮にもスターゲイザーのキャプテンになった男が軽々しくタイムラインを変更する危険性のある行動をするなんて、スターフリートオフィサーとしての資質が問われる。

 

テレサとの会話「宇宙人なの?」「出身はチリだ。職場が宇宙なだけ」はまた「スタートレックIV 故郷への長い道」からのコピーですね。

 

・で、やっぱりタリンはロミュランでした~って、ピカードの潜在意識に入るためのデバイスが尖った耳の形をしてた時点で怪しいと思ったんですよね。
これで最終話で「ラリスは実はタリンでした、ルネ・ピカードの見守りミッションが終わってから、志願してピカードを見守ってました」とか言うんだろうか。

 

ロミュランは他の異星人嫌悪だから、人間に変装して地球に何十年も住んで人間を観察するとかしなさそう。タリンはかなり未来から来たか、管理者から選ばれた地球人みたいに、随分昔に惑星ロミュラスからアブダクションされたのかな?

 

・ガイナンに頼む、ってガイナンはバーは辞めると言ってたのに、もう気が変わったのか。バーにガイナンがいて良かったね。
エルオーリア人とQ連続体は冷戦してたらしいが、「エルオーリア人は食事と酒が人をつなぐと信じている」(またありきたりなセリフ)から、あるお酒を飲んで停戦協定を結んだ、と言っていたが、341年後にTNGでガイナンとQが再会したときもまだ敵対心あったから、食事とお酒はQとの仲をつながなかったみたいですね。
そもそもTNG最終話「永遠への旅/All Good Things...」でQはピカードを助け、2人の関係は改善したんですが、このピカードシーズン2では第1話からピカードはQに対して敵意があって、そこも話が通じないとこなんですが。

 

・で、ここでFBI登場。7話で新しい流れをぶっこんでくるの遅すぎじゃないですか?

スター・トレック:ピカード シーズン2 第6話「2人のピカード」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

エウロパ計画なのになぜ衛星イオに、と思っていたら、「2001年宇宙の旅」の続編「2010」でもエウロパとイオに行ってますね。
ルネ・ピカードは知覚を持つと思われる微生物をイオで発見しますが、「2010」でもクルーがエウロパクロロフィルを発見しますし、木星の大気を利用してエウロパからイオに向かい、そこで知的生命体とファーストコンタクトします。
まさか「2010」からパクったとは思いたくないですが、プロットが似すぎてますね。

 

・アダム・スンはやはりマッドサイエンティストでした。優生学の乱用と出たのでやはりカーンを連想してしまいます。
カーン・ノニエン・シンとヌニエン・スン博士の名前が似ているのはジーン・ロッデンベリーの友人Kim Noonien Singhさんからとったからと言われています。
ヌニエン・スン博士の先祖エリック・スンも優生人類を作ろうとして一線を越えて刑務所に収監されてましたね。

 

ピカード、事故の後なぜか不整脈になってますが、アンドロイドが不整脈になったりするのか?
シンスと同じボディなのか、アンドロイドなのか、はっきり説明されていないので、21世紀の医療機器だと人間と同じに見えるのか?
船の医療システムの方が有効だと思いますが。

 

ピカードの母がDVなのか、誘拐なのか、フラッシュバックがかなり挿入されてましたが、幼い子供に「私をここから助け出して」なんてお願いするかな?
母親なら子どもに危険が及ばないように、逆に子どもを守ろうとすると思うんですが。

 

・アグネスはクイーンに乗っ取られてしまってなかなか災難が続きます。
クイーンの女優さんも結構好きなので、人を操るのが宇宙一上手いクイーンらしさが出ていいていいですね。
アグネスはオウ准将にも簡単に操られていたので、これはアグネスとクイーンを2人きりにしてしまったピカードの判断ミスですね。

スター・トレック:ピカード シーズン2 第5話「Qの陰謀」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

・セブンとラフィがリオスを救出しますが、バスに乗っている他の不法移民達は強制送還になる運命だったので、逃がしてしまうと歴史を変えてしまうのでは?

 

・ゲリー・セブンはTOS「宇宙からの使者 Mr. セブン/Assignment: Earth」に出てきます。とある任務についていたスーパーバイザー2人が音信不通になった原因の調査と彼らの任務を引き継ぐために地球に送られてきます。
一時的な任務なので、タリンが24年間も一人の女性を見守っていたというのは珍しいですね。
スーパーバイザー達は”歴史のタペストリーの守り人”で「時には1本の糸を守ることを意味する」という会話がありますが、これはTNG「運命の分かれ道」の英題「Tapestry」から取ってますね。
Qが瀕死のピカードにもし過去のある選択をしなかったらどうなっていたかというヴィジョンを見せるストーリーです。このエピソードではシミュレーションであり、Qがタイムラインを変えたわけではないです。
タペストリーの1本の糸、と言われて、映画「ウォンテッド」のフラタニティを思い出してしまいましたが。

 

・ルネ・ピカードはトレーニングを受けていますが、NASAのトレーニング施設はテキサス州にあるんじゃなかったかな?ロサンゼルスにもあるのか?
アメリカ国籍がないとNASAの宇宙飛行士にはなれないはずだが、ルネはフランスのパスポートを持ってるから、フランスの宇宙飛行士でNASAに派遣みたいな扱い?宇宙服にフランス国旗ついてたし。
出発まであと3日しかないのにまだ誰が行くか正式に決まってないとかマジですか?と。で、隔離の前日にパーティーですか?パーティで何か病気に感染してミッションに影響したらどうするのか?
莫大な国家予算と時間と労力がかかっているのに直前にパーティーはないのでは?
あと、精神的に脆い人は宇宙飛行士にはなれないでしょう。そもそも一人では行かないと思うけど。
エウロパ計画なのに、エウロパには行かずにイオに行くの?宇宙ミッションで目的地を複数設定するのはありえないと思うので、エウロパ計画は複数の目的地に複数の宇宙飛行士が行く、とかになっているのかな?

 

ピカードは歴史家を自称していたので、特に家族の歴史となると、2024年4月15日ロサンゼルス、と言われたらルネ・ピカードをパッと思い出せると思うんだけどなー

 

・ソージ役の女優さん、このシーズンにはほとんど出てこないのかと思っていたらここで登場、しかもアダム・スン博士の娘役。
アダム・スンは民間軍事組織スピアヘッド・オペレーションズで遺伝子実験してたりと、未来のスン博士達と比べるとちょっと危ないタイプ。
Qが改変した「地球連合」にもアダム・スンのホログラム型銅像が出ていたので、この娘さんが生きるか死ぬかで未来が変わりそうな気もします。
娘さんが死んでしまったら、娘のアンドロイドを作る方向に行き、未来のデータにつながっていくのかな、とか。娘さんの病気が治ったら、軍事の方に舵を切るのかも、とか。
シーズンが始まる前に見たトレーラーで、”青いピル”らしきものと”赤いドレスの女性”が出てきたので、マトリックスのパクリはやめてよ~と思っていたら、青いピルは娘の治療薬、赤いドレスの女性はアグネスでした。

 

・アグネス、なんで船から出てシャトー・ピカードで寝てるのか・・・
ピカード達から緊急で連絡あるかもしれないし、クイーンを一人残したらダメでしょうよ。ずっと話しかけられて眠れなかったんだろうし、耳栓が通じる相手ではないのもわかるが、絶対に船を離れちゃダメでしょう。
船を離れなければ、フランス人警官がクイーンに捕まることもなかったし、クイーンを殺す必要もなかったし、結局クイーンに取り入れられたりしなかったと思うんですが。
泣きながらフランス人警官の手術をしたみたいだけど、アグネス、鼻水は拭こう。

 

・リオス、セブン、ラフィがあっさり船に戻ってきますが、え?結局この3人外に出る必要なかったのでは?
怪我してICEに捕まって、ホームレスを殴ってお金を奪って、どっかのタワーでウォッチャーのシグナルを拾おうとするけど拾えなくて、警察からパトカー盗んでカーチェイスして、でICEからリオスを救出・・・しかしてなくないですか?
肝心のウォッチャーはピカードが見つけてるし。ラフィが焦って行動しなければ、余計なエンカウントを防げたんですが。

 

・25世紀の技術があれば、セキュリティが外部から隔離されていてもハッキングできるのでは?
しかもこの船、ロミュランとクリンゴンとバルカン、さらにボーグを征服した地球連合の船だからテクノロジーは相当のもののはず。

スター・トレック:ピカード シーズン2 第4話「ウォッチャー」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

・リオスはICEに連れていかれたと言ってましたが、実際に存在する組織の名前を出してくるとは。移民・関税執行局 Immigration and Customs Enforcement ですね。
カーツマンとゴールズマンはここでも移民歓迎!トランプBAD!なのでしょうか。
リオスのコミュニケーター、前エピソードではカウンターの上に放置してあったけど、誰も探そうとしないとは。後でテレサが見つけるために残してあるのかな。

 

ピカードやっと遮蔽装置を起動しましたね。かなりパワー食うんですが、どこから取ったのかな。無いと言ってたけど。
で、クイーンを一人残して船を出てもいいのか?2人がいない間にクイーン何でもしたい放題なのでは。
戻ってきたときに「あれ、どこに停めたっけ?」ってならないの?
スタートレックIV 故郷への長い道」では「どこにあるかみんな覚えておくように」って会話があったけど。盛大な墜落現場だからわかりやすいでしょうね。
しかしピカードの家と土地は都合よく廃墟になってて、都合よく夜で誰も墜落を見てなくて、制作陣には都合よく話が進みますね。
あとピカードは子供の頃ママっ子で弱く甘やかされて育ったんですね。
転送装置を使う時は当然遮蔽装置は一時的にオフにしてるんですよね?

 

・またTNGから「ディクソン・ヒル」をぶっこみ。アグネスがピカードの休憩時間のホロプログラムを知ってるなんて信じがたい。
こういう意味のないぶっこみがある度にうんざりするんですが。

 

・バスのシーン、予想通り「スタートレックIV 故郷への長い道」からコピーしてきましたよ。しかも同じ俳優さんに同じ曲!(アレンジはされているが)
カーツマンはこんなコピーばっかりして恥ずかしくないのかな?
スタートレックIV 故郷への長い道」は1986年のサンフランシスコでしたが、ピカードS2は2024年ロサンゼルス、さすがにあの時のパンクな若者がロサンゼルスに引っ越して、38年間も同じことを繰り返しているわけではないでしょうけど!
今時ラジカセ担いでるパンクなんて居ませんって。で、女性に注意されてあっさり謝る男性・・・
同じ俳優さん使うならもうちょっとまともな役をあげたらよかったのに。

 

・またフォワード通り10番地が出てきたと思ったらなんと若い頃のガイナン?!ってかキャラ変わってるし。
えっと、前述の通り、TNG「タイム・スリップ・エイリアン」でガイナンは1893年のサンフランシスコでピカードともう会ってるんですが???
何?あのエピソードなかったことになってる?
製作陣は後から「Qがタイムラインを変えたから」って言い訳してたらしいですが、2024年はタイムライン変更前ですよね???
それにエルオーリア人は時間に関する感覚が鋭いので、タイムラインが変わったらそれを感じることができる、つまりピカードを認識できるはずなんですが?
スタートレック全く見てないし、理解してないのがはっきりしましたよ。

 

・救済センターは「Sanctuary Center」とあるけど、DS9「2024年暴動の夜」の「保護区域/Sanctuary District」のマネだろうか。
ここでガイナンが「辛抱する余裕があるのはあなたの同類。私は違う」と言ってますが、これ実際は「someone who looks like you」つまり、白人男性を指してます。
裕福な白人男性は変化が起こるのを忍耐強く待つ余裕がある、虐げられている黒人にはない、ということです。
が!しかし、TNG「タイム・スリップ・エイリアン」ではガイナンは裕福な側でしたよ!
19世紀では珍しい、社会的地位の高い、成功した裕福な黒人女性でしたよ!
ガイナンは人類を19世紀以前から見てきていて、奴隷制度と2つの世界大戦も体験した後で、それでも2024年が一番悪いと言ってますが、本当ですか?

 

あと「でも憎しみは決してなくならない この時代は体裁を整えてるだけ」の英語のセリフは「でも憎しみは決してなくならない ただ服を着替えただけ フードを脱いでスーツを着ている」と言ってますね。
白いフードをかぶっていた人種差別主義的秘密組織といえばKが3つのあれです。
人種差別主義者はいなくなっておらず、スーツを着ているので一見まともな人に見えるけど本質は変わっていない、ということでしょうね。

 

・最後に出てきた本を読んでいる女性、キャラ名がルネ・ピカード(Renée Picard)。ピカードの祖先のようです。ピカードの甥も同じ名前(レネ・ピカード René Picard)でしたね。彼女が歴史改変のキーになるのかな?
QがEUROPAのワッペンをつけていたので木星の衛星エウロパに関連する宇宙ミッションがありそうですね。
彼女が読んでいる本も「ディクソン・ヒル」、読んでいる場所が「ジャクソン・ロイカーク プラザ」だそうで、ジャクソン・ロイカークは「超小型宇宙船ノーマッドの謎/The Changeling」で言及されます。

 

・そしてラリスそっくりの「ウォッチャー」改め「スーパーバイザー/監査官」が登場です。
このラリス役の女優さん結構好きなので出番が増えて嬉しい。

 

スター・トレック:ピカード シーズン2 第3話「同化」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

・歴史改変版のセブンはなぜこの背の低い嫉妬深い男性と結婚したんだろう。セブンなら選り取り見取りだろうに。この俳優さんはソージ/ダージ役女優さんの実の父親なんですね。

 

・あぁやっぱりエルノア殺されてしまった。セブンにとってのイチェブ、ラフィにとってのエルノア。
ラフィ、取り乱してボーグクイーンが殺したとか言ってますが、直接の原因作ったのはセブンの夫ですからね。ピカードに八つ当たりしてもどうしようもないですよ。
自分でセブンの夫は抹殺したんですから、復讐はもう終わってると自覚してほしい。

 

というか、エルノアが撃たれたときはフェイザーの設定は弱かったのに、いつのまに設定変わったんだ?
初っ端から殺しすぎ。ただ撃つだけじゃなくて蒸発させてますからね。スタートレックらしくない。

 

エルノア、死ぬときにペンダントを手にしたい、ってラフィに言ったのに、ラフィが時間を無駄にしている間に死んでしまってかわいそうに。大事なものだから手にしたかったんだろうに。
ラフィはその後ちゃっかりそのペンダントを形見みたいに身に着けてるし。普通、手に握らせてあげたりとかしないですか?

 

・スリングショットでタイムワープするシーンは完全に「スタートレックIV 故郷への長い道」のコピーでした。ワープ9.7、9.8、9.9・・・」とカウントするところなんかまさに。

 

ピカード、行き先を「HOME」とか言って設定してましたがもしかしてフランス?!
ロサンゼルスに少しでも近いほうがよくないですか?案の定転送装置がちゃんと動かずに、リオス怪我するし。
ロミュランとクリンゴンを征服した地球連合なら、クローキングデバイスの技術を獲得してると思うんですが、墜落したままでクロークしなくていいの?

 

・アグネスが「埋め込み型IDが検知されないようにしないと」とか言ってましたが、英語では「ワクチンチップ」とも言ってますね。
カーツマンの未来ではワクチン接種証明チップは埋め込み型になってて、全人類がワクチン打ってるのが当たり前らしい。

 

・クイーンとアグネスを接続して情報を得るって、シーズン1で”高次の存在からシンスへのメッセージ”を見たロミュランがボーグに同化され、メッセージを正常に処理できなかったそのボーグキューブには異常が発生して、それが原因でボーグ集合体から切り離されてましたよね?
同じビジョンをオウ准将から見せられたアグネスをクイーンと繋げてしまうと、クイーンも狂ってしまうのでは?

スター・トレック:ピカード シーズン2 第2話「処罰」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。

 

・Q「時代錯誤だな」のセリフは英語では「How 'Yesterday's Enterprise' of you.」と言ってます。
TNG「亡霊戦艦エンタープライズ "C"」の原題ですね。
ピカードを物理的に叩くなんてQらしくない。指パッチンでなんでもできるのに。

 

・またここでも懐かしの名前をぶち込んできてます。ガル・デュカット、マートク将軍、サレク。
ただこの2400年はタイムラインが変わった世界だから、ピカードや他キャラのランクが変わったように、彼らのランクもTNGDS9と同じではなく変えるべきだったのでは?
Qが「サレクは妻子の前で処刑された」と言ってましたが、妻子と言えば視聴者は地球人のアマンダとスポックを連想すると思いますが、この「地球連合/Confederation」はゼノフォビック=エイリアン嫌悪なので、地球人が宇宙人と子をなすとは考えにくい。
ここではサレクの前妻と異母兄サイボックのことだろうと思いますが、制作陣がそこまで考えているとは思えない。

 

Confederationと言えばアメリ南北戦争アメリカ連合国(the Confederacy)から取ったんだろうな。

 

・これはもうプロットが「スタートレックIV 故郷への長い道」のコピーですね。過去に行って、問題を解決して、未来を守る。
スリングショットの原理で1986年のサンフランシスコにタイムワープするんですが、この時はクリンゴンのバードオブプレイを利用したので、エンタープライズに保存されていた計算式が使えず、スポックが計算しなければいけなかったんですね。

 

・2024年のロサンゼルスに協力者「ウォッチャー」がいる、と言われてパッと思いつくのはガイナンか、ENT「スプートニクの飛んだ夜に/Carbon Creek」で1957年の地球に残ることを決意したバルカン人男性メストラルですが、ガイナンはウーピーをCGで若作りさせるのには無理があるのと、制作陣がENTのエピソードまで網羅しているとは思えないので、全く新しいキャラが出てくるんでしょう。

 

・2024年と言えば、次のアメリカ大統領選挙ですが、まさかまたトランプ反対をねじ込んでくるとは思いづらい。
あとDS9「2024年暴動の夜/Past Tense, Part I, Part II」でシスコがガブリエル・ベルになりきって歴史の転換点を守るという話がありますが、これはロサンゼルスではなくサンフランシスコですし、2024年8月30日なので、つながってはこないだろうな。
製作陣がこのエピソードを覚えているとも思えないし。
このエピソードで「保護区域」は英語では”Sanctuary District”と呼ばれていました。

スター・トレック:ピカード シーズン2 第1話「スターゲイザー」

スター・トレックピカード シーズン2のツッコミどころを備忘録として記録していきます。
Amazonレビューに以前あったコメント欄がなくなってしまい、レビューに書くと非常に長くなってしまうので、ブログに移動させました。

 

・エルノアはスターフリートに入りたかったのか?セブンのフェンリスレンジャーの活動を手伝ってるほうが自然だと思っていたが。
イチェブみたいに殺されなければいいけど…
アカデミー初の100%ロミュラン士官候補生ということですが、サイモン・ターセスという、ロミュランとのクォーターならTNG「疑惑/The Drumhead」で出てきましたね。
祖父がバルカンと虚偽の申告をしたことに対してスターフリートを離れざるを得なくなりましたが。

 

・しかしファンの知っている名称を色々ぶっこんでくるなぁ。ヒカル・スールー、スールーといえばエクセルシオール。他にもコバヤシマルやら"Make it so"やら何やら。

 

ピカードの母親イヴェットはDVを受けていたのか?何かに引きずられていったが、誘拐でもされたのか?TNG「宇宙の果てから来た男」に出てきたときは幸せな老後を過ごしてから亡くなったような雰囲気だったが。
「戦闘種族カーデシア星人」でもDV的な記述はなかったし。
パトリック・スチュワートの父親は母親に暴力をふるっていたそうなので、俳優の個人的な経験からアイデアを取ったのか?

 

・ガイナンは「フォワード通り 10番地」でバーを経営してますが、TNGのバーの名前が「10 Forward」だからと言って、ありきたり過ぎませんか。
しかも「ロサンゼルス 歴史地区」って経費削減のためですよね。手抜きやな。
TNGからかなりの時が経っているわけですが、ずっとバーテンダーしてたの?他に興味の対象移らなかったの?
製作陣はガイナン=バーテンダーと思ってるのかもしれませんが、TNG「タイム・スリップ・エイリアン」で19世紀のサンフランシスコにピカードとデータが行ったときに初めてガイナンと会います。
その時ガイナンはバーテンダーではなく成功した黒人女性で社会活動家でしたよ。
長い長い人生でずーーーーっとバーテンダーだけするなんて現実味がない。

 

ウーピー・ゴールドバーグが出演すると発表されたとき、当然ファンは「エルオーリア人は年をとらないのにどうやって?」と思ったわけですが、ガイナンが年を取るように見せているのは「命に限りがあると思い知らされるのを人間は嫌がるから人間に合わせてる」からだそうです。
でも、2063年のファーストコンタクトから色々な異星人と交流していて、その特徴も知っている人類が、今更「自分達は他の異星人と比べて長生きできない」なんて気にするか?と。一番身近な長寿の異星人といえばバルカン人だし。
長生きといっても、マッコイなんて137歳以上生きてるので、平均寿命はかなり延びているはず。
他に「今の夫と見た目を合わせてる」とか、「この歳になると、エルオーリア人の見た目も年齢に追いつくのよ」とか色々あったと思うんですが。

 

・ソージはシンス代表として外交に勤しんでいるようですが、ラリタン4号星はすでに惑星連邦のメンバーだから”ディプロマ”的な活動はいらないのでは?ただの顔合わせパーティーならわかる。
しかしアグネス、一応外交なんだからその態度はないでしょう。
英語では、「元カレを殺したけど一時的に精神異常と認められて無罪になった」とか言ってますが、要は「心神喪失状態で責任能力なし」ということらしいが、悪いことをしているという自覚があって、実際自分が何をしたか覚えていたのに心神喪失状態が認められるものなのか?あと無罪になっても医療観察とかないのか?


DS9ではキャシディ・イエイツがマキに医療用品を輸送した罪で逮捕されて6カ月服役してましたけど、刑罰が不公平すぎませんか?キャシディが運搬したのは武器ではなく医療用品ですよ?それに対してアグネスは殺人ですよ?

 

・リオスはスターゲイザーのキャプテンになってますが、ブリッジで葉巻を咥えていたり、クルーが何か物(ライター?)を投げてよこしたり、ちょっと緩すぎやしませんか。休憩中ならいいですけどブリッジでですよ。
TOS 「二人のカーク/The Enemy Within」でスポックがカークに「弱さは見せられません。キャプテンは乗員の理想像でなければならない。さもなくば部下の信用を失います。信用を失えば、統率を失います」と言ってたその言葉をリオスにも贈りたい。
セブンが口火を切ったとはいえ、リオスが「攻撃やめ!」と言っているのにクルーが言うこと聞かないのは、リオスがあまりにも「友達感覚」だからでしょう。
「葉巻はTNGでもピカードやライカーが持ってた」とか思う人もいるかもしれませんが、あれは 「DEJA Q」でQが無理やり持たせたもので、ピカードが自ら嗜んでいるわけではないです。
そしてボーグの技術をスターシップに応用するって悪い予感しかしない。

 

セブンはボーグシップが現れた瞬間に「攻撃しなければ!」と主張してましたが、ほんの数分前には「スターフリートにはボーグを恐れる者はまだ大勢いる。私がここにいることでヒステリックな緊張や妄想を煽っていると感じる」と言ってたよね?!
自分が偏見や誤解の対象になっていることに対しての発言だろうけど、セブンの言動はまさにボーグを恐れる人間のそれですよ。

 

ボーグクイーンは見た目ヴェノムですね。たぶん中身はメインの女性キャラのうちの誰かじゃないでしょうか。ピカードの母が「Look up」と言っていたことを知っているのは誰でしょう。

 

そしてピカード、さすがに自爆コードは変えましょうよ。いつから「ピカード 000 爆破 0」を使ってるんですか。コード簡単すぎるし。
そしてなんか周りがパニックに陥ってる中、ピカードも何を言うでもなくオロオロしてるのを見るのはちょっと辛いですね。